2009-02-07

ニューヨークからゲスト!

ちょっと前に、玉撞き仲間の廣島さんからニューヨーク時代のご友人、平川雄一さんをご紹介いただいた。平川さんはバークリー音楽院出身、在ニューヨーク14年のプロドラマー/作曲家で、世界的ギタリスト増尾好秋さんとも良く一緒に演奏されている凄い人だ。ちょうどベイエリアに遊びに来る予定があるので、最初は「2月3日に岡田さん演奏してるようなら見に行くよ」という話だったけど、ミュージシャン同士だったらやっぱり一緒に演奏しないとつまらない。「2月3日はまだ出演者を決めてなかったんで、良かったらドラム叩いていってください!」とお願いしたらご快諾いただいた。

平川さんと僕でドラムとベースをやるとして、もう一人演奏者が欲しいな、誰にしようかなと考えた。せっかくニューヨークからのゲストだから、ニューヨークな雰囲気がいいなあと思って、ピアニスト/キーボーディストのリー・パーディーニにお願いした。彼はニューヨークの名門、マンハッタン音楽院をおととし卒業した凄腕の若手アーティストで最近良く一緒に演奏する。そして、彼ら二人の経歴にはかなわないけど、僕自身がニューヨーク生まれというちょっとしたオマケをつけて、即席の「ニューヨーク・トリオ」だ。

いつもお世話になっている外島さんのスタジオからドラムセットを借りてきて準備も万端。セッティングのために少し早めにSumikaに着くと、廣島さんと平川さんはすでに到着していた。「岡田さんですか?初めまして」と平川さんのほうから声をかけていただいて僕もあわててご挨拶した。気さくでオシャレでいい感じの方だった。一緒に機材をセッティングしているうちにリーもキーボードを抱えて到着。ビデオとレコーダーもセットアップして完璧!程よい緊張感と興奮のバランスで、いい演奏ができそうな予感がした。

夜7:30になって演奏開始。「How High the Moon」「How Insensitive」「All of You」などのスタンダード曲を9曲演奏したが、非常に濃い演奏が出来て、あっという間に演奏時間が過ぎていった。平川さんの安定したビートはとても合わせやすく、ちょっと冒険してみようとした時にも安心して遊びができる。シンバル一枚、タム無しという超シンプルなセットにも関わらず、粋なフレーズがどんどん出て来る。休憩時間に「以前、ニューヨークの地下鉄の駅とかでこういう構成で良く演奏してた頃があってね。懐かしいよ」と話す平川さんはカッコ良かった。

キーボードのリーも絶好調で、相変わらず正確なタイム感と抜群のハーモニーセンスで自由自在にソロを繰り出していた。こうソロ奏者がいいとベースはシンプルに演奏できて、それがかえって全体の演奏の質を上げられていい。リーと平川さんにはニューヨークでの共通も知り合いもいたり、ニューヨークで演奏したことのある店の話題など、話がつきなかった。う〜ん、いいなあ、ニューヨーク。数年前にニューヨークを訪れた時も、友達に連れていってもらったグリニッジ・ヴィレッジのあたりのバーではキーボード、ドラム、ベースみたいな構成でまさにこんな雰囲気で演奏していたから、僕にとってもシリコンバレーの一角に突然ニューヨークの空気を持ってきた、みたいに感じられて楽しかった。

というわけで、2月3日のSumikaの「即席ニューヨークトリオ」の演奏をちょっとずつアップして紹介していきたいと思います。Stay tuned!

4 件のコメント:

  1. 正確なタイムで演奏~。つまり基本がパーフェクトに
    できているんでしょうねぇ。
    すごく聞いてみたいです。

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  3. >>けいこさん

    そうですね。大体このレベルの演奏者だと、曲のコードに対して自動的に数種類の音の押さえ方が頭の中で浮かんで出て来るようです。

    前に一緒に演奏したフランク・スマーレスがクリニックで言っていましたが、コードネームを見てから何を押さえるか悩んでいるようではダメで、そこは「automatic」に(と英語でそのまま言っていました)出て来るまで訓練をしなければ次のレベルには行けない、と言ってました。(これはベースでも同じ)

    この辺がオートマチックだから、無駄な待ち時間(迷い時間?)がなくてリズムも正確に弾ける、ということなのかも知れません。

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  4. けいこです。
    なるほど~。
    即座にいい音を選べる訓練。
    前にNYで聞いたトランペット吹きの方も絶妙な音の選び方でした。。。
    勉強になります。

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