2009-05-02

期待の14歳ボーカリスト!



3月3日のSumikaのライブから、14歳のライラ・スミスをフィーチャーしたビデオです。曲は「イースト・オブ・ザ・サン」(East of the Sun)。この日1曲目に演奏したものです。彼女は数年前から夏期ジャズキャンプなどで頭角を現して、シリコンバレー近辺のプロを含めたジャズミュージシャンの間ではちょっと有名な存在。

普段から年上のジャズシンガー達やミュージシャン達とワークショップなどで交流しているせいか、とても落ち着きがあって周辺も14歳として扱っていないような感じもあります。すでにステージ上での存在感やミュージシャンシップを確立しつつあり、曲を始める前や曲中に他のミュージシャンに対して的確な指示も出せる、本当に成長が楽しみなアーティスト。

さてこの曲ですが、ライブの1曲目ということもあって僕は終始4ビートでウォーキング。良くやるパターンとしては、「曲のテーマはこの半分のテンポ感で2ビートを刻み、ソロに入ってから4ビートのウォーキングを始める」というのがありますが、元気良く行きましょうということで最初からこうやってウォーキングをすることもあります。

ライラが曲のテーマを歌い終わると、半コーラスだけ軽くスキャットソロを取ります。その後の半コーラスはダニエルのキーボードソロ。その後テーマに戻るのかな、という空気が一瞬流れた後ライラが「ベースソロやる?」と合図したので、「んーそれじゃあやろうかな」という感じで僕がベースソロを始めます。サイズ的に最初の二人が半コーラスずつで僕が1コーラスだとバランスが悪いかなー、とか考えながら弾きつつ、まあ他に収めようもあまりないのでそのまま1コーラス弾いてしまいます。

テーマに戻って、エンディングをちゃんと決めていなかったので適当な感じでエンディングを引き伸ばした後に終了。こういうジャズ演奏では割と良くある風景です。いわゆるプロのシンガーとかなら自分用のアレンジをあらかじめ決めて譜面に書いておくことが多いのですが、1曲アレンジした譜面を作るのには結構手間がかかるので、スタジオでレコーディングするとか、大会場でコンサートをやるというような時以外は、大体こんな感じでその場のアドリブで構成を決めます。

ちなみにライラはつい最近、アメリカで最も有名なジャズ批評誌「ダウンビート」で1年に一回行われるテープ審査コンテストで中学生ボーカリスト部門で優勝しました。いよいよ全国規模の活躍が近いかな?サウスベイのジャズシーンを今後引っ張っていくアーティストの一人として期待しています。

2 件のコメント:

  1. ライラさん、いいですね。
    中学生とは思えない落ち着きです。

    それよりジャズのテープ審査コンテストに「中学生ボーカリスト部門」があるのがすこいですね。
    「中学生ピアニスト部門」とか「中学生ベーシスト部門」とかあるんでしょうか?

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  2. はけたさん

    あまり細かくは知らないのですが、中学校、高校、大学、音楽専門学校などの区分けと、ボーカリスト、楽器ソロイスト、ジャズアンサンブル、ヴォーカルジャズグループ、作曲、編曲、レコーディングなどの区分けのかけ算で部門がたくさんあるみたいです。

    なので、ピアニストかベーシストなら、「中学生ソロ楽器部門」って感じみたいです。これだけ多部門をカバーしてると、それぞれの部門で頑張る生徒達の励みになって、素晴らしいですね。

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