2009-09-01

ストーリーを組み立てる

ソロを取る時にはストーリーを語るように、とは良く言われることだけどこれがなかなかできない。調子のいい時はすらすらフレーズが出て来るけど、調子の悪い時は考えたり詰まったりしながらになってしまうのは、まだ「語り手」として下手なのだなあと思う。

表現したいことは浮かんでくるのだけど、それを整理しないままに音にしてしまうのがいけないのかなと思う。例えば、マイクの前に立たされて「何か話してください」と言われた時、「じゃあ桃太郎の話をしよう」と決めるところまではいいのだけど、「おじいちゃんおばあちゃん」「川から桃が」「桃から男の子が生まれて」「鬼が島に鬼退治に」「きびだんご」「犬とか」みたいに話すべきことのアイデアがワーっと浮かんできてしまって、それを整理せずに話し始めてしまう感じ。話すのがうまい人は、話の最後までの大きな絵が頭の中にあって、説明の順番を考えながら一つ一つの場面を紹介していき、強調すべきところ、サラっと流すところなどを使い分け、アドリブをところどころに入れたり、聞き手の反応をみたりしながら効果的に語っていくのだと思う。

もともと、法律の勉強とかプログラミングとかをやってきたせいもあるのか、「言いたいことは簡潔に、無駄なく言い切りたい」と思いがちなところはある。また、二人の姉のいる末っ子だったので、自分の言いたいことを皆に言い聞かせるよりは、普段は周囲の言うことを良く聞き、自分に「順番の回ってきた」時には言いたいことを短く言って「はい自分はおしまいです」と済ませるようなクセがついていたかも知れない。だから話を膨らませたり、「次に出てくるビックリ」を隠しながら話したり、伏線を使ったりするのが苦手。言いたいことはさっさと言い切りたくなってしまう。あと話の結論がないようにして話すのも苦手で、自分で話しながらオチがないことに気づくと滅入る。また、言いたいことはワーッとあるのに自分がそれを表現しきれない、あるいはちゃんと表現するには手間がかかると分かると「あ、いや、やっぱりいいです。大したことじゃないし」とあきらめることもある。そういう時にめげずに話しきってしまうスキルも必要だよな。

まあ、表現の方法は人それぞれだから、これが正解というのは無いとは思う。無駄を切り捨てていくのも一つのスタイルとしてはありうる。ただ、そうするにしても、もう少しだけ言いたいこと、表現したいことをドラマタイズして演奏するクセはつけていきたいものだなと思う。

追記:しかし飲み会では割とおしゃべりになるのは、やっぱり言いたいことというのは持っているけど普段はそれを抑えるクセがついていて、そういう表現欲求みたいなのがあるから音楽やってるんだろうなと思う。

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