2009-09-22

RhapsodyとiPhoneで音楽聞き放題!

月額制音楽配信サービスのRhapsodyがiPhoneアプリを出した。Rhapsodyの「月額料金を払えば聞き放題」というモデルは僕自身も大ファンで、もう何年も使い続けている。通常は$9.99のサービスだけど、それだとPC上でしか音楽が聞けない。ポータブルプレイヤーに転送するのも自由な「Rhapsody To Go」のサービス($14.99)ならPC上のハードディスクやらiPodやらで楽曲ファイルを管理しなくても、大体今後何週間かで聞きたい曲をまとめてRhapsodyからダウンロードしてポータブルプレイヤーにコピーして聞き、飽きたら入れ替えればいいから数GBくらいの小容量のプレイヤーで問題なく使える。僕はこのサービスを使ってきた。

しかしiPhone版ではさらにこれが便利になった(なお、iPhone版を使うには「Rhapsody To Go」が必須)。何より、いちいち曲をPCから転送しなくてもiPhone上で聞きたい曲を検索して直接プレイできるのはかなり大きい。当然、デバイスを買い替えたりした時にファイルを転送する手間を心配する必要もない。僕にとってはこれはかなり決定打で、僕の中ではもうファイルを所有する転送するとか、楽曲を購入するという感覚で音楽配信サービスを使うことはなくなるだろう。かつて「The Future of Music」で読んだように、ますます音楽を聞くという行為が「蛇口をひねったら水が出る」ような、日常生活に当たり前のもので基本料金を払えばいくらでも使えるというものになっていくのを実感する。

こういうサービスを実際に使ってみると、あまりにも便利で合理的でこれがこういうサービスの在り方として自明的で当たり前のことのようにさえ感じてしまう。月額固定料金を払えば携帯電話上で指先の操作一つで音楽は聞き放題。再生された曲のカウントはサーバ上で集計され、売上の一部がアーティストに配分・還元される。何と明快なことか。聞き放題だから新しい音楽をどんどん発見できる。アーティストも曲を聞いてもらえるチャンスが増える。iTunesのような、たった30秒の試聴じゃ分からないことも多いから、リスナーにもアーティストにも両方にメリットがあると思う。音楽配信サービスではiTunesがまだまだ強いけど、僕は断然Rhapsodyを応援してしまう。

音質はまだ改善の余地が大いにあって、印象としてはmp3で言えば96kbpsくらいの音質だ。しかしポケットに数百万曲のライブラリを持ち歩くことができるこの状況は、ちょっとすごい(実際に数百万曲なのかどうかは知らないが、一応millions of tunesということになっているので)。数年前から、「いずれCDで楽曲を購入したりハードディスク上でmp3を管理したりiPodに転送したりすることなく、サーバ上の楽曲ライブラリをどこにいてもストリーミングで聞けるようになる」とは思っていたけど、「その日」がもうすぐそこに来ていることを実感できてとてもワクワクする。音質は後で良くしていけばいい。Apple自身のiTunesサービスと競合することからも、Appleは良くこのアプリを許可したなとも思う。まずは、こういうモデルが一気通貫で完成したことに拍手を送りたい。

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